雑記 (05 11月)



2002 12月 2003 12月  2004 12月 2005 1月 2月  3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月

11月28日 ぐてぐて

また、ぼちぼちと色んな事を考えてみた。
今回は後日談風味のSSの話。
まあ、何度も言ってますが、後日談っていうのは蛇足ですよね。
かの地球最強の生物である範馬0次郎氏の迷言を借りるなら
「そう 極上の料理にメイプルシロップをぶちまけるか所業」
な訳です。
(台詞間違ってるかもしれません、すみません)
せっかく作家さんがここまで終わりよ〜と話をしっかりと締めてくれたものを
「いやいや、そんな事ないでしょ?」
と言って墓から掘り出す作業に他ならないわけで
実に無粋です。
話になりません、そんな作業なのですよ、きっと。
それでも世の中には、元の素材を絶妙な味付けで喰わしてくれたり
しっかりと新しい姿で蘇生してくださる方も居る訳ですが
そういうのは神の御技みたいなものなんで真似なんてできるもんじゃありません。
でも、まあ、ほら僕悪食、結構ゲテモノ食いだったり
ゾンビとかも実は、腐り具合がプリティーに見えたりする人間だったりするわけですよ。
あ〜、業の深い事ですね。

11月27日 ぐたぐたと

さて、短編SSをちょぼちょぼと書きながら少し考えたんですが
やはり私には本編再編ものは書けそうにない、という結論に達しました。
我ながら唐突ですが。まあ、例えばFateを例に出すと、
つまり、凛のサーヴァントがセイバーがだったり
士郎のサーヴァントがライダーだったりするわけですな。
まあ、そういう妄想も願望もあります。
つうか、やっぱり皆ハッピーで終わりたいよね〜とか、そんな事も考えたりします。
でも、じゃあもし本編が実際そうだったとしたら
今、Fateというゲームをやり終えた時に感じたほどの面白さや充実感を感じれたか?
という、話になるわけですよ、私の中で。
つうか、俺は士郎のサーヴァントがセイバーで
凛のサーヴァントがアーチャーで
そして、 あまり報いのないエンドを迎えたからこそ、そんな物語だったからこそ
SSを書くほどのめり込んだんじゃなかったのか?
という事を考えないわけにはいかなくなるわけです。
自分の妄想にしたがって本編そのものを書き換える事は結局、
その時、この物語のありように自分が感じた事を否定してしまうことになるんじゃないか?
とまあ、そんな事をぐたぐたと考えてしまう訳です。
そんな事をぐたぐた考えてしまうと、どうにも本編を再構成するものを書けなくなる訳です。

……
本当です。
誰も、長い長編を書いてる方への僻みとか妬みとかじゃないんです。
本当です、信じて。

11月24日 最近、話題にとりとめがないね

TVアニメ『蟲師』の「瞼の光」を何度も見てしまいます。
その中でも、愛らしい少女の瞳からゲロ状の蟲が溢れてくるシーンは何度見ても唸ってしまう。
こういうのは、小説ではなかなか出来ない。
というか、私にはできないなぁ〜と思う。
正直、漫画版は面白いな〜とは思っても読み返すほどではなかったんですけどね〜。
やっぱり、色と動きは大事だよな〜。
と思いました、はい。

11月23日 ままならない
世の中生きていればままならないことって、まあ数々あるもんですが。
どうしても、納得がいかないものもあるもんです。
例えば、ビデオの時間設定を何度揃えても何時の間にか1分だけズレる、とか。
ままならない、こんなことすらままならない。
そんな世の中です。
……ああ、納得がいかない。
11月21日 そういえば、おのれの連載はどうなった?
メッセで、暇人さんと会話。
ていうか、今回のSSの泣き言をさんざん言ってしまう。
毎度毎度、こんな話につき合わせてしまって暇人さんには感謝と謝罪の気持ちで一杯です。
本当に、申し訳なくなくもありがとう。
そして、長期連載をされてる方の悲哀に満ちた感想メール話と
タイプムーンのSSを書いて没落したサイトさんの話を聞く。
どっちも驚きに満ち満ちていて、実にまいった。
幸か不幸か、いや、不幸って事は無いんですけどそういう話とは無縁にやってこれたんで
本当に驚いたよ。
あ〜、でも、同じSS書きの人と話すと変で面白い話になるね。
ついつい書いてないネタを披露とかしちゃうし。
で、ネタの段階で駄目だしを喰らったりするわけですが(笑)
そういうのも実に楽しい。
う〜ん、もうちょっと積極的にチャット場に顔を出してみるべきなのかしら?(笑)
11月19日 タイトルつけるの忘れてた(笑)
BBS、Web拍手等でご感想いただけた皆様ありがとうございました。
特に、Web拍手の方には返信ができませんのでこちらでまとめて感謝を述べさせていただきます。
ありがとうございました。
今回も、皆様好意的に読んでいただけたようで本当にありがたいです。
色々と書きたい事もあるのですが、
何だか昨日書いたのと同じような愚痴っぽくなるのでやめます。
さっ、次行こ、次
11月18日 う〜ん、うんともかんとも

一応、Fate/hollow ataraxiaのSSを上げました。
今回もサーヴァントは一人も出ません、はい。
それはともかくといたしまして、今回のはう〜ん。
正直、特に気に入ってません。
ですので、もしかしたら、反則ですが後日大きく書き直してしまうかもしれません。
そうなったら、本当にごめんなさい。
でも、仕方ない事もあるのです。
だって、ほら、下手なのはさ、仕方ないじゃん……。
つうか、私のSSなんて蛇足なんすよ、蛇足。
はぁ〜、面白いのはともかく、納得がいくものを書きたいものです、はい。
すみません、しょうもない愚痴なので気にしないでくださいませ。

それはともかく、暇人さんありがとうやんした。
本当に助かりましたよ〜。
そして、せっかく頂いたネタを上手く生かせなくてごめんなさい。
特に小道具は入れたかったのに、う〜ん。
ヘタレですまん。

11月17日 『ネコソギラジカル』 (講談社刊 西尾維新著) 上中下巻 読了

ここ最近書評サイト以外でも、この本を取り上げているサイトさんはとても多いですね。
まあ、私はそれに釣られたわけですが(笑)
とりあえず、三巻を一気に買って一気加勢に読破いたしました。
読後感はともてもとても宜しかったです。
何と言うか、これまでこのシリーズを読み続けてきたファンの方には満足感を味わえるものだったと思います。
このシリーズを一応全部読破していながらが、それほど思い入れはなかった私にも
このラストは実に清々しいものでした。
そして、全編通しての読書の予想へのすかし、かわしがまたたまりません。
本当に、狐さんの中盤から終盤の動きは予想外でした。
そして、い〜ちゃんは初めて主人公主人公してて、じつに王道(この小説には、実に似合わない言葉ですね)
いや〜、本当に面白い。
堪能させていだきました。

11月16日 小人、閑居して不善を為す
WEB拍手を設置してみました。
まあ、だからどうだと言われると、何の反論もできないのですが〜。

要は、休日の一日、洗濯して掃除して、はぁ〜と一息ついてみて
何となくやる気が起きなくて、だら〜として他人様のHPを見てたら
何となく思いついてやっちゃったんですね。
だら〜と。
まあ、暇だったんですよ、うん。
11月11日 ああいうのもいいねぇ〜
今日、他人様が手のひらサイズのワープロみたいなモバイルをしてるのをたまたま見ました。
う〜ん、ちょっとああいうのいいよね。
今、通勤時間が結構あるので、ああいうのあればその間ちょっと書けたりするじゃん。
ほしいな〜、ほしいな〜。
3000円ぐらいだったら出せるよ。
売れ。

とここまで書いて思ったんだけど
よく考えてみれば、家にいてパソコンの前に座っても録に書かないような奴が
その程度の環境の変化でSSを真面目に書くようになるとは思えんぞ。
ちっ、短い夢だったか。
まあ、いいさ、一応ノートとボールペンだけは用意しておくよ。
……多分利用しないけどな……。
11月8日 回答
どうにも、あの後日談はカレンとバゼット用のベンチマークだったらしい。
つまり、お試しバージョンだった。
……そういうのを、ゲームにいれるのはどうなんだろ?
いや、面白かったけどね。

で、まあSSにおける近況報告、つうか私が忘れるので覚書です。

1、 Fate/stay night Brilliant Years After その2
 純粋な続きではなく、火魅子伝同様主役を変えて連作短編ような形で

2、ルヴィアさんのSS
 単純にルヴィアさんが書きたいです〜。

3、バゼットさんのSS
 この人も書いてみたい。内面が脆い人は大好きです(笑)

カレンは難しいのでパス。
まあ、順番は多分数字通りにはならないと思います。
つうか、あくまで予定な・の・で、あんまり本気にしないでくださいね〜(笑)
11月6日 100%達成
まったりとやってたのでやっと達成しました。
で、どうにも全部終わってからでる後日談に首を傾げてます。
あれは、どう捉えるべきか?

(ここから、大量にネタバレを含むので反転とします)

この四日間は、本編全てを含んだこういう風になるかもしれない可能性が全て集まった世界ですよね?
だからこそ、本編ではありえないはずのセイバーとライダーが同居していたり
ギル公とランサーがカレンのサーヴァントで
つうか、そのおかげで本編で死んだはずの登場人物が一人除いて総登場するわけですよね?
だったら、その四日間のループを脱して5日目の突入しているはずの後日談では
セイバーが衛宮邸にいるのはおかしいのではないかと?
つうか、 ギル公とランサーがカレンのサーヴァントのままちゅうか
本編で死んだはずの奴が生き残ってるってのはおかしいのではないでしょうか?
違う?
でなければ、セイバーの学校見学の後の台詞とか
キャスターの台詞とかとかとかとか
そもそも、最初のセイバーに士郎が朝の挨拶をした時に泣きそうになるちゅうのが浮くように思うのですが
その辺どうなんでしょ?
それとも、あれは本編の3ルート以外の全員(除く一人)生き残ったという第四のルート後の世界に繋がった
と考えるべきなのでしょうか?
それとも、番外編は番外編なので本編には関係ありませ〜ん、という事なのでしょうか?

……どうにも私には難しすぎるよ。
11月3日 エンディグ見ましたよ

ちなみに達成率は脅威の約70%。
後半に入ってから、ほぼ本筋一本でいきました。
たぶん、それがよかったんでしょう。
とても面白かったですよ。
特にラスト辺りの盛り上げ方はすごいなぁ〜うまいなぁ〜と感心(偉そうだ(笑))する事しかり。
この盛り上げ方は、まさにFDでしかできないやりかたでした。
小説としても、ケチをつけるつもりは欠片もありません。
本当に面白くて、実に満足満足。

そんで、このFDの存在は実に二次創作をするものには都合がよろしい(笑)
とりあえず、設定は「この四日間です」と書いておけば
ほぼ全てのキャラの組み合わせで話が書けますしね〜(笑)
まあ、書くかどうかはまた別の話ですが(苦笑)

追記、ちなみに18禁イベントはこんだけやって一つしか見てません、ぎゃふん。

11月2日 色々あったよ
何と、ぺんぎん書房さんが倒産したらしい。
すげー突然すぎて、頭がついていかないけれどとても残念でなりません。
個人的には、石田あきらさんの『私立彩陵学園超能力部』の続きと
なにより、この出版社でデビューして間もない珈琲さんのこの後が心配でなりません。
漫画もようやっと本筋に入りかけてたのに。
ぜひとも、他の雑誌での復活が切望したい。
がんばれ、珈琲さん。

で、話は変わっていつもどおりの読書覚書でもど〜ぞ。

『海の底』 (有川浩著 メディアワークス刊)
面白かったですよ〜。
ただ、最後の5日目の章が長かったのでもう一波乱あるのかしらん、と思ったんですが
なかったのがちょっと残念。
『空の中』に続いて、読後感が素晴らしい。

『書物の森でつまずいて……』 (田中芳樹著 講談社刊)
小説ではなく、これまで御大が書いてきた他人の小説への解説とインタビュー集。
それはともかく、扉絵で皇さんが私が好きな韓世忠と梁紅玉夫妻を描いてくれているのが
嬉しい。

『とらわれびと』 (浦賀和弘著 講談社刊)
推理小説。
読後感は最悪。
だが、それがいい。

『占い師はお昼寝中』 (倉知淳著 東京創元社刊)
推理小説
読後感はいい。
そんで、それもいい。

『<骨牌使い>の鏡』 (五代ゆう著 富士見書房刊)
正統派王道ファンタジー。
なので、ラストとかはもう半分も読めばわかるのですが
その世界や設定の作り方は本当にすごいですね〜。